
2014.12.07
/人生で大切なものは / ラフダイヤモンド 緒方てい
それはとてもちっぽけで、 あってもなくてもいいもんやけど。 それはきっと皆を励ましたり、 たとえほんの一時でも辛いことを忘れさせてくれるんや。 少し前のことになるが、先日プレイステーションが発売20周…
2014.12.07
/それはとてもちっぽけで、 あってもなくてもいいもんやけど。 それはきっと皆を励ましたり、 たとえほんの一時でも辛いことを忘れさせてくれるんや。 少し前のことになるが、先日プレイステーションが発売20周…
2014.11.30
/「だいぶ右上がりになってますね……」 「いえ、これはきっと一生懸命に伝えようとして、 ──言葉が踊っているんです」 ここのところ、自分の中でのメロコア熱が再燃してきている。理由は気に入るバンドを見つけ…
2014.11.26
/照れなのか何なのか、十代の頃は女の子っぽいことをする自分というものが受け入れがたかった。 化粧したり、髪を伸ばしたり、可愛い服を着たり。 出来るようになったのは多分、折れたのだと思う。 世間体とか年齢…
2014.11.22
/駅への近道、公園の中を歩き始めたあたりから、 自分が今悲しんでいるということに気付いた。 ──それでも、 友人のあの言葉はあの時代の友人の真実だった。 俺のあの気持ちはあの時代の俺の真実だった。 切な…
2014.11.21
/ああ……、言っちゃった。 もうこれで2人だけの時間をあそんだり出来ない。 それでも私は、 村上さんの心の内を、聞きたい。 子供の頃60億人だった世界人口はいつのまにやら増え続け、気が付くと70億を軽く…
2014.11.13
/あの頃は諦めの中にも光があって、 あちこちに散在する確証のない希望をかき集めていた。 想いが報われないと知っていながら、 「いつか」を待ちわびていた。 百合というものがひとつのジャンルとして広く認知さ…
2014.11.10
/小学五年生の夏は特別だった。五人はみな、そう思っている。 けれど高校一年生の夏もまた、特別だ 人間長く生きていれば、忘れられない過去というものを誰しもひとつは持っていることだろう。 それが輝かしい出来…
2014.11.03
/なあにあいつが味わった痛みに比べれば、 俺達のこれから味わう痛みなんて、屁みたいなもんさ。 ──地獄で会おうぜ。 とある落語家の方が言っていたのだが、ラジオは風のようなもの、らしい。 (もちろん無風の…
2014.10.29
/これからあの星は宇宙を果てしなく飛んでゆくだろう。 ワルツ、いつか── お前と同じ永遠の生命が、その星に降り立ったなら── 馴染みの店ではいつも新刊くらいしか確認しないのに、普段行かないような書店に行…