2014.12.13
/一握りの美しさ / いたいのいたいの、とんでゆけ 三秋縋
”<意味>や<心地良さ>はいつか人を置き去りにする。<美しさ>は寄り添ってくれはしないが、代わりにずっと同じ場所にいてくれる。 始めは理解できなくても、私がそこに辿り着くまでじっと待っていてくれる。”…
2014.12.13
/”<意味>や<心地良さ>はいつか人を置き去りにする。<美しさ>は寄り添ってくれはしないが、代わりにずっと同じ場所にいてくれる。 始めは理解できなくても、私がそこに辿り着くまでじっと待っていてくれる。”…
2014.11.30
/奇しくも、水上が書いた直近の文章と扱うジャンルが被ってしまいました。 発売された時期が近いから仕方ないですね。 さて、今回はユリイカで特集されていた『百合文化の現在』についてです。 表紙は志村貴子さん…
2014.11.26
/照れなのか何なのか、十代の頃は女の子っぽいことをする自分というものが受け入れがたかった。 化粧したり、髪を伸ばしたり、可愛い服を着たり。 出来るようになったのは多分、折れたのだと思う。 世間体とか年齢…
2014.11.19
/数々のヒット作や数々のメディアミックス、その人気ぶりはもはや説明する必要のないほど有名な西尾維新さん。 そんな西尾維新さんの新作はまごうことない”探偵小説”でした。 探偵小説と…
2014.11.10
/小学五年生の夏は特別だった。五人はみな、そう思っている。 けれど高校一年生の夏もまた、特別だ 人間長く生きていれば、忘れられない過去というものを誰しもひとつは持っていることだろう。 それが輝かしい出来…
2014.11.08
/発売されてからずっと気になっていたこの書籍をついに読みました。 感動さめやらぬうちに感想を書いていこうと思います。 ボーイミーツガール / 人とモノとのあり方 本作でまず度肝を抜かれるのは内容以前に、…
2014.10.25
/“プシュケの涙”に始まり、”ハイドラの告白”、”セイジャの式日”と続く、柴村仁さんの”由良シリーズ”。 …
2014.10.23
/つきのさばくを はるばると たびのらくだが ゆきました きんとぎんとの くらおいて ふたつならんで ゆきました 人間が作る共同体の最大単位が国家ならば、その最小単位は番いであり、言い方を変えればそれは…
2014.10.11
/結論から言ってしまうと、淡々としていて救いのない話でした。 最後の一文まで一切の救いがありません。 なぜ、数時間もかけて幸せな気持ちになれないものを読んでしまったのか… 人によってはそのような感想を抱…