百合男子 第1巻 我思う、ゆえに百合あり。 (IDコミックス 百合姫コミックス)

倉田嘘『百合男子』

昨日の出来事について書いていたらブラウザが落ちて心も折れました。
そして例によって漫画について書くことに。

やっと読めました。
百合姫の単行本は発売日に買う程度には好きなのですが、なんとなくこれは敬遠して今まで買っていませんでした。
同族嫌悪ですかね…

さて、発売当初から話題に挙っていた本作。
漫画の出版時期がアニメ「ゆるゆり」と被っていたのでその影響もあったのでしょうか。

読み終わった感想感想ですが、”とても辛かった”というのが正直なところ。
共感できる部分が多々あって…
百合好きの主人公が妄想したり暴走したり眼鏡が割れたりする話なのですが
痛々しくて見ていられない。

そしてこの気持ち悪さに共感できる自分も痛々しくて…
ただ、ここまで妄想をしないし、暴走もしないですが。

自虐ネタや他の漫画やアニメからのパロネタなどが要所要所に入っていて面白かったです。
作者の倉田嘘さんは本当に百合が好きなのだなと感じました。

話が逸れますが、ここ数年で百合系コンテンツの増加には目を見張るものがありますね。
自分が百合漫画を知った頃は百合姫も創刊されたばかりで、まだ種類も少なかったのですし、最近の百合コンテンツの増え方はすごい気がします。色々な雑誌が創刊されていますし、百合雑誌以外の漫画などでもそのようなジャンルが扱われていたりしますよね。歓喜です。

ただ、まだ全くその辺の知識や興味のない方にはまだ公言するのは厳しい気がします。
最近はアニヲタへの風当たりも弱く、その辺りを公言するのは大丈夫なのですが、百合はまだ厳しそうです。

まぁ、家に来て本棚も見られた瞬間にバレてしまう訳ですが。
そういえば、自分と長年付き合いのある友人も百合好きが多いのですが、どういうことなのでしょうかね。
趣味が合って仲良くなった訳ではなかったと思うのですが、なぜかその辺の趣味は被っているという。
不思議なものですね。

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デザイナーをしています。ジャンル関係なく気になった漫画を読んでいます。オススメの漫画を教えてください。 Twitter:@TakemitsuaN