「楽園」本誌第2号およびweb増刊で大好評の表題シリーズがコミックスに! カバー・番外編ショートほか描きおろし多数。
「放課後プレイ」初代の彼氏彼女も加わって練導ワールド満喫の1冊。
黒咲練導さんの単行本です。
作者の代表作である”放課後プレイ”が発売されたときはとても話題になったため、私も購入してみたのですが、あまりゲームをやらないため、ネタがわからないものが多く、正直なところあまり楽しめませんでした…
しかし、この作品は事前に”楽園”で読んでいため迷うことなく購入。
当たり前のことなのですが、楽園本誌を読んでweb増刊まで読んでいると書き下ろししか新しいものがない…
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女子高生二人によるエロ漫画
女の子二人を主にしたドロドロとした漫画です。
全体的に雰囲気がエロいです。エロいのはいいことです。
成年指定になるような直接的過ぎるエロさではなく、もっと抽象的なエロさなのですが、とにかくエロい。
まず、キャラクターがエロい。肉厚でとても性的に記号化されている。(巨乳・眼鏡・黒髪etc)
そして黒を基調とした全体の雰囲気もエロい。
なんだか盛りのついた男子中学生みたいな感想になってしまって恐縮なのですが、正直な感想です。
いっぽうで、内容は結構ドロドロしていて、登場人物も全員ヤンデレ系です。
初めはただのエロを売りにした漫画なのかと思いきや、中盤から想像していなかったような展開になります。しかし、黒咲練導さんの漫画は、説明的な描写の少なさから物語が唐突に動くので、気を抜くと訳が分からなくなってしまいます。私は何回か読み直しました。
また、前作”放課後プレイ”と若干リンクしていて、主人公も登場します。
この漫画では主人公の一人である姉と学校違いの友人(先輩?)板挟み状態でした。相変わらず不憫なキャラクターです。
さておき、以前発売された『C-』の雰囲気が好きな方なら間違い無く好きなのではないかと。
何回でも言います。エロいです。
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補足
一つだけ期待と違った点でも…
上にも書いてある「描きおろし多数」というのを楽しみにしていたのですが、描きおろし2話の計10ページ程でした。
多数…?
なんにせよ、前回の『楽園』に載っていた短編も好きだったので、そのうち発売されるであろう短編集が楽しみです。