亜人ちゃんは語りたい(1) (ヤンマガKCスペシャル)

可愛い亜人あるある、ペトスの『亜人ちゃんは語りたい』

亜人』という漫画をご存知でしょうか。
桜井画門さんの作品で、発売と同時にかなり話題になったことや、2014年の“このマンガがすごい!”の男性編で第三位にランクインしたことで、読んだ人も多いと思います。
あの作品で取り上げられている「亜人」は、”人間と外見は同様であるが死んだらすぐによみがえる”という特徴をもっており、外見が人間と変わらないため、世間から恐れられ差別されています。
作品の内容も、交通事故によって亜人だと発覚してしまった主人公が世間から逃げながら生き方を模索するといったもので、血なまぐさい戦闘、人体実験、そして世間からの差別が描かれた重めの内容でした。
同作を読んだ人は“亜人”という単語に暗いイメージを持っていることでしょう。

しかし、今回ご紹介する『亜人ちゃんは語りたい』は、そんな“亜人”のイメージを180度変えてしまう、とても可愛い漫画です。

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亜人 = デミ

そもそもこの『亜人ちゃんは語りたい』というタイトル。
「あじん」ではなく、「デミ」と読みます。

この読み方の理由は作中で説明されています。

『あじん』って響きカワイくないでしょ?
教科書っぽい言葉だし!
だから女子高生とか若いコの間ではね?
亜人(デミ)って言うの!

そうです。この漫画に登場する亜人たちは女子高生です。みんな大好きJKです。

舞台は亜人という存在が差別ではなく個性と認識されるようになった社会。
主人公の“高橋鉄男”は、学生時代に亜人についての論文を書こうとしていたが、世論の問題から亜人との対話すらままならない状態と、絶対数が少ない亜人と出会う機会に恵まれず頓挫してしまいます。

夢破れ、高校教師の生物教師になった四年目の春。
新任の教師として入ってきたサキュバスの先生をはじめとし、デュラハン・雪女・バンパイアという個性豊かな新入生の三人、“計四人の亜人”と出会います。

本作は、長年会いたかった亜人と出会えた鉄男と、四人の亜人たちとの日常を描いた作品です。

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とにかく可愛い

本作のジャンルは日常系漫画なので、内容として説明する部分はほとんどありません。
しかし、どうしても伝えたいことがひとつだけあります。
それは亜人たちがとにかく可愛いということ。

バンパイアの“小鳥遊ひかり”
デュラハンの“町京子”
雪女の“日下部雪”
サキュバスの“佐藤早紀絵”

全員が全員可愛い。
和洋折衷の亜人たちならではの悩みや、あるあるネタが飛び出してきます。

身体的な特徴からくる悩みであったり、亜人だということから発生する人間関係であったり…
しかし、どの悩みも亜人ならではであるものの、ヘビーなものではなく、人間だったら誰しもが抱くであろう悩みの延長線上のようなもの。
物語の前提である“亜人は個性”を体現したような悩みです。
そして、悩む姿はいかにも女子高生らしい微笑ましいもので、思わず萌えずにはいられません。

ここから

この巻は第一巻ということもあり、各キャラクターの紹介がメインでした。
全体的にハイテンションで可愛らしい内容でしたが、次巻以降どのように展開していくのか…
終止このような日常系の内容でも充分に面白いことは間違いないのですが、亜人ならではのシリアスな悩みなども明らかになっていくのでしょうか…
とても楽しみです。

「亜人」という単語のイメージが覆ること間違いなしの一冊。
ぜひ手に取ってみてはいかがでしょうか。

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