VANILLA FICTION 1 (ゲッサン少年サンデーコミックス)

大須賀めぐみ『VANILLA FICTION』

「どう考えても、バッドエンドにしかならない」
「悲壮な妬み屋」を自称する人気小説家・佐藤忍の日常は、ある日突然、崩壊した。
世界の命運を担うという、傷つき汚れた少女・エリ。
彼女をめぐる、命を懸けた修羅場。
次々と突きつけられる、たちの悪い冗談のような現実。
悲観的結末しか想像できない二人の逃避行が今ーーーー始まる。

表紙が気になり購入。最近話題の漫画家さんみたいですね。

内容紹介

「バッドエンドしか書けない小説家が、世界を救うために少女とクッキーを食べに行く話。」
ことの真意は分からないですが一言で表してしまうとこんな感じみたいです。
これだけではよく分からないので少し補足を。

未来はカオス理論により誰も予測することができない。
しかし、世界はこのままいくと数年後に滅びてしまう。
それを防ぐための一連の流れをつくるために君たちがある場所でクッキーを食べる必要がある。
という流れ。
補足が全く機能していないですね。難しい。

そもそも未来が予測できないのに滅びるとはどういうことだ?となりそうですが、
これを説明した人物が神様の使いだから大丈夫です。神様ですから。
そして、少女を殺そうとする輩から少女を守りながらクッキーを食べにいくのでしょう。きっと。

何だかすごくアバウトな説明になってしまいましたが、この少女がどのような存在なのか、少女を殺そうとする人たちの目的は何なのかなど、物語の核心的な部分は今回は触れておらず、今巻は殆ど導入的な内容だったので次巻から明らかになっていくのでしょう。楽しみです。

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新しい。

主人公が小説家ということで、戦闘シーン(?)では「バッドエンドしか書けないことを活かし、未来を想像する」という珍しい戦い方をします。
方法としては新しくてとても面白いのですが、緊迫する場面で地の文が見開きいっぱいに入ったりするので、一回立ち止まらないといけない(流れるまま読めない)というのは好みが分かれるかもしれません。
ただ、切迫した場面での主人公の行動理由がハッキリと分かるというのは面白いと思いました。

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セカイ系厨二

物語の血なまぐさい内容や、カオス理論が出てくることから厨二系の漫画であることは想像できていましたが、想像以上に厨二でした。
主人公の台詞回しや動作が厨二っぽかったです。
ネガティブな主人公が少し特殊な能力を以て少女と世界を救う。
ときめきますよね。
こちらも好みが分かれるかもしれません。

次巻を待つしかない

そんな感じで次の巻を読んでみないと何とも言えない内容でした。
今後の展開次第で楽しめるか楽しめないかが、はっきりしてくる気がします。
ただ、絵柄も演出も上手で読みやすいので今巻で止めてしまおうという気持ちにはなりませんでした。
また、作者さんが「この漫画は子育て漫画です。」と書いていたのも非常に気になります。
この巻からはとても想像できないです。何をどうしたら子育て漫画になるのか。
ゲッサン連載みたいなので、次巻がでるまで四半期ほど掛かりそうですが楽しみに待っていようと思います。

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