大間九郎『ファンダ・メンダ・マウス 』

ファンダ・メンダ・マウス (このライトノベルがすごい!文庫)

なんと買ってから一年半くらい積んでありました。吃驚。
読んでみて更に吃驚。とても面白かったです。なぜ放置していたのか…

とても久しぶりにライトノベルというジャンルを読んだのですが、とても良かった。
表紙のヤスダスズヒトさんと、帯の栗山千明さんに惹かれて買ったわけですが、内容も好みでした。
とても日本の単館シネマ系映画の雰囲気がします。

主人公のキャラや物語の展開、文章が総じて荒々しく、全体的に暗い雰囲気。
スピード感があってすぐに読めました。
話の展開もどんでん返し的な要素がサラッと書かれてサラッと終わる。
ある意味とても淡々としている。
それが単館映画の雰囲気を醸し出しているのかもしれない。

個人的には「ギミー・ヘブン」や「溺れる魚」、「スクラップ・ヘブン」などの映画と同じ匂いがしました。
小説としては、佐藤 友哉さんとなどの講談社ノベルズが好きなら多分楽しみめる内容だと思います。

逆にあまりラノベという感じはしませんでした。
特に萌えるような要素も萌えるような展開もありません。

そして最初のうちは文体の読み辛さや物語の全体像、登場人物の関係が掴みづらくて結構辛いかもしれないです。
久しぶりに好みな文章でした。
急いで二巻目を買ってこなければ。

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