赤堀君 / ドーナツ父さん1巻

ドーナツ父さん(1) (モーニングKC)

ピュアゆえのプア? プアゆえにピュア?
半裸の4歳児・誠司(せいじ)と無職の父が繰り広げる終わりなき冷戦 with ラヴ! オリジナル・ラヴ!!
※東京・中央線沿線(杉並区)が舞台ですが作者は北区在住のため、風物はあくまで想像上のものです。『ドーナツ父さん』は月刊モーニングtwo(毎月22日ごろ発売)で連載中!

表紙に一目惚れして購入。

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育児漫画ではない

しっかりと内容を確認しなかった自分が悪いのですが、
育児ものの漫画ではなかった…
ここ数年、育児系の漫画が流行っているじゃないですか…
自分が読んだもので挙げるなら”うさぎドロップ”から始まり”甘々と稲妻”やら””Baby,ココロのママに!”とか。
最近、にわかに活気づいてきている育児漫画。
表紙の雰囲気から間違いなくそっち系だと勘違いしました。
表紙もすごく可愛いですしね!!
現在アニメで放送されている”ピンポン”の原作者である”松本大洋”さんを彷彿とさせる絵柄ですよね。

そんなこんなで、期待に胸膨らませて読み始めた本作。
読んでみたらあら不思議。全く違いました。
一話を読んだときの裏切られた感といったらもう…!!
お父さん働いていないっぽいし。
子供は変にませているし。
期待していたハートフルは雰囲気は一切ないし。
なんだこれは!!状態でした。

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期待を裏切られたが…

上で散々”勘違いした”だの”なんなんだこれは”など憤っていましたが、
正直、とても面白かったです。悔しい。
内容としては、シュール寄りのギャグ漫画で、爆笑というよりは、思わずニヤッとしてしまうようなエッジの効いたギャグが満載です。

子供を主題に置いた笑える漫画としては”よつばと!”がまっさきに思い浮かびますが、
この漫画の笑いの種類は少し違います。
うまく説明ができないのですが、”悪意のある笑い”とでも言えばよいのでしょうか。

子供が無知であることから起こる笑いではなく、
物事をしっかりと分かっている大人びた子供が、わざと大人を持ち上げてから落とすような笑いです。
子供の特権を悪用するみたいな…
こんな子供がいたら絶対に可愛くない…

しかし、その性悪さのおかげで、
ときどき見せる”子どもならではの無邪気さや・素直さ”が、可愛らしさをより一層引き立てます。
性格が悪いくせに、笑顔がとても可愛かったり、小さなことに全力で喜んだりする姿は、本当に子供らしくて、
ときどき、ハートフルな漫画だったのかと勘違いしてしまうほどでした。

そんな、表紙と内容という大枠から、子供の立ち振るまいまで、
さまざまなギャップが織り交ぜられた本作。
一般的な”心温まる親子愛の漫画”に少し飽きた方は、手にとってみてはいかがでしょうか。

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