たったひとつの、ねがい。 (メディアワークス文庫)

2012.11.24

/

BOOK

入間人間『たったひとつの、ねがい』

久しぶりの入間さん。 と書くと語弊がありますが、 「みーまーシリーズ」から入間さんを知り、同シリーズが大好きだった自分にとってはこの印象がずばりでした。 暗くてグロいです。 幸せな部分は殆どありません…

...read more
芙蓉千里 (角川文庫)

2012.11.17

/

BOOK

須賀しのぶ『芙蓉千里』

表紙とあらすじに惹かれて購入。 昔の日本の女性というのは魅力的ですね。 女性の力強さ ハルビンの遊郭にある女郎の話です。 この手の話だと「女性たちのドロドロとした内容」という勝手な偏見を抱いていました…

...read more
14歳限定症候群 (角川文庫)

2012.11.15

/

BOOK

壁井ユカコ / 14歳限定症候群

生島ちほ14歳、今日づけで男子になってしまいました―。 同じ中学に通う仲良し女子6人組を襲った、不思議なヤマイ。 関節痛のような痛みを伴うそれは、驚きの現象を引き起こすものだった!親友男子に告白された…

...read more
山白朝子短篇集 死者のための音楽 (幽ブックス)

2012.11.09

/

BOOK

山白朝子『死者のための音楽』

先日、友人からのメールで 「山白朝子は乙一だったらしい。」 という話を聞きました。 去年辺りからご自身のツイッターで明らかにされていたみたいなのですが、全く知りませんでした。 最近全く新刊出さないな……

...read more
僕と『彼女』の首なし死体

2012.11.06

/

BOOK

白石かおる『僕と『彼女』の首なし死体』

本屋で見かけてタイトルに惹かれて購入。 衝撃のプロローグ 普通は衝撃のラストなどなのでしょうが、この本は初めが一番印象的でした。 なんといっても、朝の渋谷(ハチ公前)に生首を飾りに行く主人公。 とても…

...read more
私を知らないで (集英社文庫)

2012.10.21

/

BOOK

白河三兎『私を知らないで』

中2の夏の終わり、転校生の「僕」は不思議な少女と出会った。 誰よりも美しい彼女は、なぜか「キヨコ」と呼ばれてクラス中から無視されている。 「僕」はキヨコの存在が気になり、後を尾行するが…。 少年時代の…

...read more
彼女を好きになる12の方法 (メディアワークス文庫)

2012.09.27

/

BOOK

入間人間『彼女を好きになる12の方法』

入間人間さんの新刊です。 積んでおいたら発売から一ヶ月経っていました… 男二人の視点から 主人公視点と、『彼女』に一目惚れした痛々しい同級生の視点が交互に描かれています。 つまり、「彼女と過ごす主人公…

...read more
乙女の花束 (ポプラ文庫ピュアフル)

2012.08.03

/

BOOK

折原みと『乙女の花束』

まさに王道。 本屋で 「鎌倉」「乙女」「レトロ」が好きな方はぜひ。 というポップを見かけて購入。 世界観もレトロですが展開もレトロ。 2~30年前の作品のような印象を受けました。 昔の漫画や小説はあま…

...read more
生者の行進 (ハヤカワ文庫JA)

2012.07.13

/

BOOK

石野晶『生者の行進』

前回に引き続きハヤカワ文庫。 青春恋愛モノかと思いきやミステリでした。 前半は単純な恋愛物の雰囲気で読んでいましたが、 後半に進むにしたがってどんどんミステリ色が強くなっていきます。 高校生が主人公な…

...read more