大暮維人・舞城王太郎 / バイオーグ・トリニティ 4巻

バイオーグ・トリニティ 4 (ヤングジャンプコミックス)

この世界は“穴だらけ”なんです。
バイオーグたちを率いる浦野の、仲間になれば、藤井と穂坂を元通りに戻してあげる、という提案に揺れる藤井。
「え? それでいいんじゃない?」という気持ちとともに、「どうしてそんな都合のいい話が…?」という疑念がわくね、当然。
世界の秘密が明かされていく感じの第4巻!

バイオーグ・トリニティの四巻です。
舞城王太郎さんと大暮維人さんという異色の組み合わせ。

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明かされる世界の謎

今巻では、いよいよ物語の中核に迫っていきます。

  • “座標0(榎本芙三歩)とは何なのか
  • オネエキャラの委員長は何者なのか
  • どのような勢力が、どのような理由で争っているのか
  • 穂坂が人知れず闘っていた理由

などなど、今まで勢いで突き進んでいた部分が次々と明らかになっていきます。
まだ、全てが明確になったわけではなく、概念的な部分は多いですし、
“そもそもバイオーグとは何なのか?”という根幹的な疑問は明らかになっていませんが…
なにせよ朧気に全体像がみえた感じです。

大暮維人さんの前作”エア・ギア”では、世界観やテクノロジーなどがひとり歩きし、置いてけぼりにされる部分がありましたが、今作では理解できるとよいなと思います。
原作がついてついている分、始めからきっちり固めてあるのかとは思いますが、
“舞城王太郎さんが原作”という言葉で、期待と不安が入り混じるのが正直なところ…
小説もぶっ飛んでいて理解を超える部分が多いですしね…

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主人公、藤井の覚醒

この巻で注目すべきところは、主人公である藤井が全貌や各々の組織の目的を知ることにより、自分の重要性を理解しだし、自ら戦いに身を置こうとするところです。

今までも、巻き込まれる形で戦闘に参加していたものの、自ら戦おうという意志を表明するのは初めてのこと。
自分の弱さと穂坂の強さに気付き、そして芙三歩を守るために強くなろうと決意した藤井が、今後どのように成長していくのでしょうか。

“大暮維人さんと舞城王太郎さんの組み合わせということで、一筋縄ではいかないことは間違いないですが、今後どのような展開になるのか、次巻がとても楽しみです。

“ベルウット鈴木”という名前のセンスと可愛さは異常。

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1巻完結の漫画を集めました。

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